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2011/11/03

ロワールでディナー

今回も前回に続きロワール滞在記を。


夕方、今回のワイナリー見学でお世話になった「Saget La Perriere」社が経営するホテルに到着。

なんとホテル代は同社からのプレゼントでした。
お部屋は4人泊まれるコネクティングルーム。赤い壁が素敵でした。


ホテルからの景色は

パリから電車で2時間もかからないところにいるのが嘘のようでした。


夕食まで時間があったので周辺を散策しました。
さらに素晴らしい風景に巡り合えました。


そして夕食タイム!
Saget La Perriere社はホテルのすぐ隣にレストランも所有しています。
とても雰囲気のいいレストランでした。



スープ、フォアグラに続きホタテのリゾット。
申し分ないおいしさでした。まさに芸術。


その後、ビッグデザートが待っていました!
先輩方が頼んだデザート。

左はマンゴー、カシス、クランベリーのソルベ
右は手のひらを広げたぐらいの直径を持つ器に豪快に盛ったパフェ


私が頼んだのは
デザートとしてチーズ!

ワゴンに乗ったたくさんのチーズが席に運ばれてきました。
どれもとっても濃厚で匂いがキツくてうまい!ワインがさらに進みました。


お会計は先輩方が通訳のお礼にとおごってくださいました。
完璧な通訳ではなかったので申し訳なかったのですが、ありがたく頂戴しました。
この場も借りて、ありがとうございまーーす!

翌日我々はパリに戻りました。
フランス滞在記、まだまだ続きます。



2011/11/02

ロワールでワイナリー訪問 ~後編~

Bonjour ~ !

前回に引き続きロワールのワイナリー訪問記をお届けします。


ランチの後、ロワール川の対岸に向かいました。
午前中に訪れたのは「AOCプイィ・フュメ」、午後に向かったのは対岸の「AOCサンセール」
※AOCとは?


「フュメ」「煙でいぶした」という意味を持ち、燻製のような独特なアロマを持っています。
土壌には火打ち石が使われていました。

「サンセール」はハーブのようなさっぱりした香りを持ち「フュメ」より酸味が感じられました。

前回の記事にも書いたように、どちらも同じ「ソーヴィニョン・ブラン」を育てていますが、土壌が違うだけで香りも味も全然違います。
かなり興味深い体験でした。



サンセールの畑
確かに土壌がプイィ・ヒュメとは違います。


収穫はその年の気候によって異なりますが、ロワールでは大体8月後半から9月前半にかけて行われます。
収穫に漏れたブドウを発見したのでいただきました。一般的にワイン用のブドウはまずくて食べられたものではないと言われていますが(お酒のお米も同じですね)、普段食べているブドウと比べ酸味は少なかったものの、甘みも水分も十分にありとってもおいしかったです。

右の写真はランチでいただいた「ピノ・ノワール」
こちら側の畑、サンセールではピノ・ノワールによる赤ワインも1割ほど作られています。


これらの畑のある丘の上にはなんと洞窟が!
その名も「ペリエール(今回お世話になった会社)の洞窟」


この洞窟内はワイナリーであり、実際に収穫したブドウがワインとなり出荷される工程のすべてがここで行われています。

左:丘の上にはハリウッドのような看板が。
右:洞窟の向かい側ではヤギを飼育していました。
てっきりチーズのためかと思ったのですが、この洞窟に訪れる子連れゲストにゆっくり洞窟を見てもらおうという願いから、子供はこちらで遊んでもらおうと考え作った場だそうです。
アルノー(同社のご子息・今回ガイドしてくださったムッシュ)の弟が新しく子会社を立ち上げ、その事業の一環なんだそう。


洞窟の中に潜入

まるでモノクロームの世界。
右奥だけは人工でさらに深く掘ったエリアだそうです。


↓人口エリア
中はやはりひんやりしていました。
年中同じ気温が保たれるため、ワインにとっては最適な空間です。


そして天然の洞窟側は、


なんとミュージアムになっていました。
右の写真は1741年に作られた圧搾機
今でも所々にブドウの果汁の赤色が残っていました。素晴らしい保存状態です。


左:フレンチオーク樽を作るための1897年の物。
右:1910年当時の天秤


そして洞窟の奥には分厚い扉が。
通常「ソーヴィニョン・ブラン」は特有のスッキリとした味わいを表現するためステンレスタンクで熟成させますが、ワンランク上の特別のお楽しみということで、この庫内でフレンチオーク樽にて熟成させています。
しっかりと温度管理するために開け閉めは滅多にしないそうですが、特別に少しの時間入らせていただきました。
まるで何世紀も前にタイムスリップしたような感覚でした。


そして次は待ちに待った試飲タイム。

今回は8種類
テーブルワインから始まり上のランクのワイン、さらに上のランクのもの、そして先ほど見学した庫内にあった特別樽熟成ワインの順でいただきました。

トレビアン!

赤ワインばかり20種類ほど試飲して口が渋くなり個々の特徴が分からなくなった経験がありましたが、白やロゼの試飲はどれもその都度フレッシュで味の違いが敏感にわかるところが嬉しいです。


お土産ショップにも寄りました。
ワインだけでなく地元のあらゆる産物を販売していました。
右の写真はブドウの木で作ったコルク抜き。
オブジェとしてとても気に入ったのですが、木の部分の全長は30センチもあり諦めました。


この後、アルノーにホテルまで送っていただきました。
そのホテルですが、「Saget La Perriere」社が経営するホテルでした。
ホテルに着くなりアルノーにお土産をいただきました。
左は「コトー・デュ・レイヨン」
シュナン・ブラン種で作った極甘口の貴腐ワインです。
日本で流通しているものよりさらに上のランクのものです。
右は上記倉庫で特別樽熟成されたサンセールのソーヴィニョン・ブラン

家に帰るのが早速楽しみになっちゃいました。


ホテルの模様は次回のお楽しみに!


今回の見学はロワールのワインに改めて興味を持ち、いかに洗練されているかを知り、それを広めていきたいと思える貴重な体験でした。

この巡り合わせに感謝しています。



2011/11/01

ロワールでワイナリー訪問 ~前編~

Bonjour!

7月にフランスに行ったばかりですが、先週また行ってきました。
今回の目的は、ワイナリー訪問

日本でワイン関連の仕事をしていたのですが、その時の先輩がフランスにやってくるということで、通訳の依頼があり挑んでみました。
フランス語は挨拶程度しかできないので英語の通訳です。
って、英語もコミュニケーションがとれる程度なのですが。


朝4時にバルセロナの家を出て深夜バスに乗り6時の飛行機に乗り、9時に待ち合わせ場所であるパリのBERCY駅に到着。
ハードな朝だ!


朝焼けがとってもきれいでした。
時間があったのでひとりでクロワッサンとコーヒーの朝食を。
さすがパリ、かっこいい店内だ。


駅に戻り、先輩と会うことができました。

異国での携帯電話のない待ち合わせはドキドキでした。
電車の中では改めて今回行くワイナリーに関する勉強を。



たどり着いたのはここ「Loire(ロワール)」!白ワインで有名な土地です。
パリからたったの1時間40分でこんな大自然を訪れることができます。
右の写真はロワール川。
7月にナントを訪れた時もこの川の周辺で遊びました。フランスで一番長い川です。


私たちを案内してくださったのは以前勤めていた会社と提携している「Saget La Perriere」社のご子息のアルノー
輸出部長でもあります。現在約20ヶ国にワインを輸出しているそう。

 ロワール駅に迎えに来てくださり、車で様々な畑を巡ってくださいました。
右の写真はこの町で最も伝統のあるシャトー「Shateau du Nozet」です。


どこを通っても遠くまで見渡せるワイン畑の景観はとても素晴らしかったです。


トラクターもなぜかフランスで見るとカッコよく見えました。
右はこの地方の一般の家々。伝統のある平屋が多かったです。
スーパーもレストランもほとんど見かけませんでした。
大半が農家らしく、若い女性はこの土地を去ってゆくのだとか。


1時間ほど畑を巡ってからアルノーが事務所兼ワイナリーに連れて行ってくれました。
樽ではなくステンレスタンクで熟成させるのがここロワールのスタイル。

たくさんのタンクがありました。ちょうど酵母による発酵が盛んな時期でしたので、その匂いも嗅ぐことができました。
決していい匂いではありませんでしたがいい体験でした。


ワイナリー内にはこんな写真が。
これは1990年、現社長(8代目)が大西洋の海底10メートルに800本のワインを沈めた時の写真。
これらのワインは4年後に引き上げ、同じ生産年の陸の上で保管していたワインとの飲み比べをしたところ、海底ワインはかなり保存状態が良く薄緑で果実の香りが濃縮されミネラルの味がしたそうです。
正式に会社としてこれを試みたのはこの「Saget La Perriere」社が初めてなんだそうです。


一通り中を見せてもらった後は、心待ちにしていた試飲タイム!
日本に輸出しているシリーズです。

左から4番目と5番目は同じブドウ品種を使用し瓶詰までの工程は全て同じなのですが、育ったブドウにロワール川の右岸と左岸という違いがあり、それだけで全然味が違い驚きました。

オススメは左から3つ目の「ヴーヴレ」です。
アーモンドのアロマ、そして新鮮な生ぶどうやはちみつを思い起こさせる爽やかな酸味を持つワインです。

日本だと飲食店で扱っていることがほとんどですが、こちらで買えます↓


どれも本当に素晴らしかったです。
日本で飲んだものと比べるとやはり鮮度がよく、本当に同じ!?と疑ってしまうほどのものもありました。


その後はランチに向かいました。アルノーにご馳走になっちゃいました。 
何もない土地に突如現れたレストラン。
右の写真はレストランの向かいにあった歩道橋。
こちらもレストランのオーナーが作ったそうです。
古いわりにはオシャレでした。


レストランの中は平日だというのにたくさんのカップルや家族連れがいました。


食べたのは・・・
炭焼きサーロインステーキ。

アルノーが選んでくれた「ピノ・ノワール」種のワインと共にいただきました。
さすがプロ、やはりものすごく料理と合いました。

そしてコーヒーを頼んだらこんなにかわいいお菓子が付いてきました。
マカロン、タルト、シャーベット、カップケーキ、プリン
幸せー!!!と心の中で叫ぶのが私と今回旅を共にした先輩の共通の楽しみなのですが、まさにその瞬間でした。



といった感じで楽しいフランス旅行がスタートしました。

次回に続きます!