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2012/06/23

デザートのフルコースのお店「エスパイスクラ」

Hola!

ずっと、ずーっと気になっていたバルセロナ市内にあるお店、初めから終わりまでデザートだけのフルコースを提供するという夢のようなのお店、「ESPAI SUCRE (エスパイスクラ)」
カタルーニャ語で、砂糖の空間という意味です。
お高いレストランだと聞いていたのでなかなか足を運べなかったのですが、相方の誕生日のお祝いを機についに行ってきました。



外からは中が丸見え!ちょっと珍しい空間でした。


 
中はステンレスラックにシンプルなテーブルと椅子。
木を基調とした空間をイメージしていたのでそのギャップに少し驚きました。


こちらはメニュー。
今回はちょっと奮発して「el gran menú de postres」という名のデザートのグランフルコースを注文。
そして「maridaje completo」という、それぞれのプレートに合ったワインが都度運ばれてくるという魅力的なオプションを付けました。
日本では「マリアージュ」と言われているワインと食のマッチングですね。


まずはアペリティフとして出てきたカカオとナッツのサブレ。
ほんのり甘くほろ苦い味が今後を期待させました。


そしてコース料理が次々と。


Sorbete de manzana-vinagre, calvados y anis verde & Moscato(モスカート):イタリア

リンゴ酢シャーベットカルヴァドス(リンゴの蒸留酒)アニスのデザート。

6つの要素からできています。
リンゴシャーベット、ミルククリーム、酢漬けリンゴの千切り、セロリのみじん切り、セロリのゼリー、リンゴのゼリー。
そのどこかにカルヴァドスとアニスが入っていたのだと思います。

このすっきり感が微発砲のモスカートの香りと甘さにぴったりでした。



Bizcocho de aceite virgen extra, melocotón blanco, oliva verde y San Simón & Gewürztraminer (ゲヴェルツトラミネール):アルザス(フランス)
エクストラバージンオイルのビスコッチョ白桃緑オリーブSan Simón(ガリシア地方のチーズ)のデザート。

こちらも6つの要素から。
エクストラバージンオイルのカラメル、そしてそのビスコッチョ、チーズのムースアイスクリーム、白桃ゼリー、カスタードクリーム、ミルククリーム。

全体的にもったりとした食感と味覚のプレートにゲヴェルツトラミネールの強いアロマが突き刺さりとても楽しいマリアージュでした。



"Sobao" con sal, lima y albahaca & Riesling(リースリング):ドイツ

塩のソバオ(バターがたっぷり入った菓子パン)ライムバジルのデザート。

こちらは9つの要素から。
塩ソバオ、塩ガレット、バジルソース、ライムソース、リンゴの甘露煮、ミント、キャラメルソース、バニラアイス、そして熱いミルクソースのかかったリンゴシャーベット。

どの部分を食べても塩味があって、そこに花のような上品な香りのリースリングが何度飲んでも際立ち、改めてリースリングの素晴らしさにうっとり。



Sésamo y plátano con sorbete de limón-salvia & Tokaji(トカイ):ハンガリー
胡麻バナナレモンとサルビア(ブラジル原産の草本でシソ科のアキギリ属)のシャーベットという組み合わせのデザート。
こちらは8つの要素から。
レモンとセルビアのシャーベット、バニラアイス、サルビアゼリー、揚げ胡麻、バナナクリーム、湯葉のようなバナナシート、砂糖のガレット、そしてキャラメル&オレンジのガレット。

全体的にさっぱりとした組み合わせに蜜のように甘い貴腐ワインであるトカイが絡み至福のひと時でした。私が唯一苦手とする食べ物はバナナですが、こうしてデザートにするとプラスの風味しか引き立っていなくてとってもおいしくいただけました。



Chocolate, ciruela, roble, ron, tabaco & Port(ポート):ポルトガル

チョコレートプラムオークラムタバコのデザート。
ん!?タバコ!?!?

こちらも8つの要素から。
チョコレートクリーム、タバコカカオ、プラムシャーベット、ミルククリーム、プラムアイスクリーム、ラムソース、オークガレット、そしてキャビア風ラムゼリーというプレート。

やっとスッキリ系の薄い色から重い系の濃い色のプレートに変わりました。
こんな不思議なデザートは初めて。まずタバコを食べるだなんて。
タバコの葉の毒素を覗いて調理してあるのだと思います。(じゃなかったら恐い!)
タバコの苦みとカカオの苦みが合わさって強烈な苦みのところにやさしいチョコレートクリームという組み合わせがとても気に入りました。
それに、ワインの樽によく使われるオークを食べたのも初めてでした。
ポートワインはそれぞれの渋みととてもよく絡みました。


4皿目までは全然満腹感がなく余裕~と思ていたのですが、5皿目でガツンときました。
もう食べられない~なんて思ってたら、こんな素晴らしい茶菓子がやってきました。
ワーオ!かわいい!!!

左上からジグザグに
①ライムとローズマリーの棒付きキャンディー
②セサミと甘草のクランチー
③70%カカオのチョコレートと燻したお茶のボンボン
④カカオとカルダモン(ショウガ科の多年草)のマシュマロ
⑤コーヒーとアニスのグミ
⑥ピーナッツとカレーのクッキー
⑦バターと塩のショートブレッド

そして写真右の
⑧グリーンアップルとローレルのチュピート

という、夢の8種セットでした。ここまで期待していませんでした。感激!!


大変満足のいくコース料理でした。デザートだけのフルコースだなんて、想像もつきませんでしたがあっさりしたプレートが多く、どんどん食べられちゃいました。
しかもどれも素材の味が良く生かされていて美味。
価格は二人で137ユーロとバルセロナの物価を考えたら決して安くはないですが、旅の記念、または何かの記念に是非!

奥にはカウンター席があり、そこではこういった料理が単品で注文できます。しかもそこはオープンキッチンになっているのでより楽しめます。
それを知っていたらフルコースを頼んだとしてもカウンターに座ればよかったーっと思うぐらい素敵な空間。

カップルで行っても良し、女の子同士で行っても良し、もちろん男性同士のお客さんもいましたよー。この夢空間、オススメです!


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ESPAI SUCRE(エスパイスクラ)
住所:C/Princesa 53, Barcelona
電話番号:93 268 16 30
最寄りの地下鉄: Arc de Triomf(L1
URL: http://www.espaisucre.com/
営業時間:
火曜日~木曜日 21:00 ~ 23:30
金曜日・土曜日 ①20:30~ / ②22:30~ (金・土は左記の通り2回転制です)

※ 週末は特に予約して出かけられることをオススメします。予約はURLからも可能。
※ このレストランはお菓子学校の経営もしているそうです。興味のある方は上記レストランHPへ。
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