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2012/03/19

スペインで結婚披露宴に出席

Hola!

前回の友人の結婚式の記事に引き続き、今回は披露宴の模様を。

コロニアグエル教会のすぐ近く、「San Boi(サン・ボイ)」にある「Hotel El Castell(ホテル・エル・カステイ)」にて。



到着するとまずはテラスにて立食パーティーの準備がなされていました。

 ゲストは総勢50名ほど、国籍はスペイン、(カタルーニャ、)日本、ドイツ、イタリアと幅広くいろいろな言語が飛び交っていました。
サラダのドレッシングはスポイトに入っていてとってもユニークでオシャレでした。


日本人とスペイン人の結婚ということで、各国を代表する寿司、そして生ハムをいただきました。
このイベリコ豚の脚はこのわずか1時間の立食パーティーで無くなったそうです。
生ハムにはいろいろな種類がありますが、久しぶりにこんなにおいしいものをいただきました。


他にはカニクリームコロッケ、モルシージャ(血入りソーセージ)、メンブリージョ(カリンに似たマルメロという果実のジャム)&マンチェゴチーズ(羊乳のハードチーズ)、ナツメヤシのベーコン巻き・・・と、どれも素晴らしい味でした。
アペリティフだけでお腹いっぱいになりそうでした。


そしてホテル内のレストランへ移動。


すると席にはサプライズが。

名前入りのお箸が用意されていました!
これには私たち日本人だけでなく、スペイン人たちも大喜び。
箸に添えられたメッセージは日本人にはスペイン語で、スペイン人には日本語で書いてありました。


箸に感動してる最中、Coldplayの曲と共に新郎新婦の登場
立ち上がり、こうしてナプキンを振っている人が目立ちました。これがスペイン式の迎え方なんだそう。


出てきたお料理はこれまた素晴らしかったです。

あんこうとあさりの煮込み、そしてイベリコ豚のフィレステーキ。

ケーキカットのセレモニーの時点でウェイターが既に席に運ぶケーキの準備を完了させていて、ナイフを入れたとともに次々にそれが運ばれて行きました。
この台に乗ったケーキは取り分けることはありませんでした。せっかちなスペイン人にはピッタリなこのシステム。


その後、プレゼントタイム。

アラレちゃんの貯金箱にご祝儀を入れて渡しているスペイン人がいました。懐かし~。
私は友人と一緒にホテルの宿泊券(カタログ)をプレゼント。最近スペインで流行っているプレゼント方法です。


英語圏で知り合った彼らは普段は英語で会話していますが、この度新郎は日本語で挨拶を。
彼が日本語を発しているのを聞いたのは初めてだったのでこれにはとても感動しました。


挨拶のあとは恒例のブーケトス。

ちゃっかりスペインの女の子がもらっていきました。私は傍観者。


そして最後にダンスタイム!
いつの間に練習していたのでしょうか、新婦である友人は長いドレスの裾を見事に操りクラシックダンスを優雅に踊っていました。


誰かが踊ればみんなも踊るのがこの国の文化。様々な人が立ち上がり踊りだしました。
終始「Vivan los novios!」(ビバン・ロス・ノビオス)= 新郎新婦万歳!という新郎の友人の掛け声が聞こえました。これがスペイン流の披露宴の進行なんだそうです。


その後、ホテル内にあるディスコ会場へ移動。 
ネクタイをおでこに巻くのは万国共通なのか!?

楽しい会は夜遅くまで続いたそうですが、バルセロナまでの帰り方がわからなかったので車で帰る友人と共に早い時間においとましました。


今回初めて外国で披露宴に参加し、外国人と結婚する大変さ、楽しさ、家族の事や友人とのことなど、いろいろ考えさせてくれた良い機会となりました。


この場も借りて。
感動をありがとう!そして、より良い人生をスタートさせてください。



「Vivan los novios!」



2012/03/18

あのコロニアグエル教会で結婚式

Hola!

この週末に、こちらで知り合った日本人の友人の結婚式があり招待していただきました。
なんと、会場はあのガウディの作品「コロニア・グエル教会」


まず、「コロニア・グエル教会」とは?
グエルとは、あのサグラダ・フェミリアでも有名なガウディのパトロン
彼は1890年に父親が創業した繊維工場をバルセロナ郊外20kmのサンタ・コロマ・デ・セルベリョに移し、商店、劇場、学校、教会などを含む従業員たちのための住宅街「コロニア・グエル」の建設をガウディに依頼、ガウディの弟子たちにより造られました。
教会堂は1898年にガウディに託されるが設計だけで10年も費やし、それからわずか6年後にはサグラダ・ファミリアの建設に専念することになり、建設は中断。
実は未だに未完成なのであります。


私たちは新郎新婦が手配してくださった貸切りバスにてバルセロナの中心地より移動。
スペイン人は時間を守らないことがよくありますが、今回もそうでした。
時間通りに着いていなかった人は何人かいましたがスペイン人だけ。
それを想定して集合時間をバスの出発時間の15分前にしておいたそうですが、ひどい人は出発時間の5分後に来ました。
そして時間に遅れても決して走ってやっては来ません。

 バスの中はスペイン語、カタルーニャ語、日本語、英語と様々な言語が飛び交っていました。


45分ほど走って「コロニア・グエル」に着いたのですが、想像以上にこのコロニアが大きかったためか、コロニア内でバスの運転手が迷子になっていました。


ちなみに下図がコロニア・グエルの全体図。赤い丸が教会です。
「Colònia Güell」という専用の駅も存在します。

そうこうして辿り着いたのは・・・

これだー!これが今まで何度もテレビやガイドブックで見てきた教会だー!
自然の多い落ち着いたコロニアの中に堂々と建っていました。


感動の中、新婦がお父様と共にリムジンで到着。この到着がスペインスタイルなんだそうです。


教会の中は・・・
なんと素晴らしい!

傾斜した柱荒削りの石差し込む光と影のバランスが見事でまるで洞窟にいるかのよう。
礼拝用の椅子もガウディによるものです。

この柱と壁の傾斜を設計するためにガウディは数字や方程式を一切使わず、10年の歳月をかけて「逆さ吊り模型」で紐と重りだけで実験しました。
サグラダ・ファミリアの記事でもご紹介したあの方法です。
腸詰めの紐に重りを数個取り付け、その網の描く形態を上下反転したものが垂直加重に対する自然で丈夫な構造形態だとガウディは考えました

建設中に建物が崩れるのではと疑う職人たちに対して、ガウディは自ら足場を取り除き構造の安全を証明したそうです。

こんなエピソードも残っています。
10年もかかったこの作業、昼食の後に油で濡れた手でそのまま作業を続けたこともあったため、腸詰めの紐には油が塗り付けられてしまいました。
ある朝、職人達が作業場に出勤するとなんと逆さ吊り構造実験模型の紐はネズミにずたずたに食いちぎられ壊されていたという・・・。


結婚式はカタルーニャ語で進行させると想定していましたが、新婦が外国人ということもありカステリャーノ(スペイン語)でした。
が、カタルーニャ人にありがちなことですが途中から無意識にカタルーニャ語を話し出します
そして気付いたらカステリャーノに戻ったりを繰り返す
カタルーニャ人に本当によくあることです。

神父さんが話した「重要なのは言語ではなく愛なのです。」という言葉がとても印象的でした。
会場内は新郎新婦が頼んだプロのカメラマン以外一切撮影禁止!
と聞いていたのですが・・・式開始と同時にスペイン人はバチバチ撮りだしました。
行きのバスで絶対にダメですと各国の言葉で説明まであったのに。ビデオまで撮っている人も!!!
最終的には8人ぐらいが撮っていましたが、日本人は誰一人撮らずに我慢できました。
スペイン人ったら!!!


式が終わってからは記念撮影ラッシュ。
 日本のように新郎新婦が先に退場するわけではなく、ゲストが先に出ました。

出る寸前にあるものを見てしまいました。
神父さんがおもむろに司祭服を脱ぎだし・・・
なんと!なんと、司祭服の下には普通のおっさんジャージを着用していました。
神父さん、せめてみんながいないところで脱いでほしかったな。

この日のためにたくさんの日本からのゲストが集まりました。


この後お米が配られライスシャワーのスタート。

 二人ともすごくいい笑顔をしていました。
終わってからさりげなく新郎が新婦の髪に乗ったお米を掃う姿が素敵でした。


お米で遊ぶ子供たち。


友人の次の順番で式を挙げにやってきたリムジンはオイル漏れをはじめました。
 なんともスペイン!



「本物」の教会式の良さを実感しました。
素晴らしい機会をありがとう!お幸せに!


次回は披露宴のレポートです!


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コロニア・グエル教会 「Cripta de la Colònia Güell

住所:Santa Coloma de Cervelló
電話:936 305 807
URL:(日本語サイト)http://www.elbaixllobregat.net/coloniaguell/japones/historia.asp
オープン時間:月~金 10:00-14:00、15:00-19:00 土日祝 10:00-15:00
但し、11~4月は毎日10:00-15:00
※ミサの時間(日曜日の11:00~と13:00~は見学不可)
休日1/1、1/6、12/25、12/26
交通:バルセロナの「スペイン広場」より「Ferrocarril(フェロカリール)」(=カタルーニャ鉄道)のS4、S8に乗り約20分。

入場チケットはコロニア内にあるインフォメーションにて販売。
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