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2014/05/26

ぼくらの〇日間戦争 inバルセロナ (1日目)

Hola!久しぶりの更新となってしまいました。

お蔭様で多方面から仕事の依頼をいただき、睡眠時間を削ってひたすらそれに没頭する日々が続いておりました。
バルセロナに来てからこんなに忙しかったことはなく、本当にありがたい話です。


集中してた仕事がようやく落ち着いたーと思ったら、なんと家の前でものすごい事件が勃発しました。


我が家の目の前にある広場の向こう側にある Can Vies (カン・ビアス) という若者が勝手に占拠していた建物が、公共事業の一環で取り壊しになることを巡り抵抗する若者VS警察官の戦いが始まったのです。



これが問題の建物、Can Vies


右奥に続く白いコンクリートで固められた屋根の下には地下鉄が走っており、この Can Vies は地下鉄等を運営するTMB社が所有する建物なのですが、長い歴史を経ていつの間にか若者が勝手に占拠をはじめ17
年が経過していたのでした。

このコンクリートの屋根、下に地下鉄が走るだけあり巨大な面積があるのですが、この上一面を緑地化しようという計画が可決し、この Can Vies計画に不要な建物となったのです。


数人の若者が
 Can Vies に立てこもりましたが、5月26日(月)午後1時、大勢の警察官がやってきて立ち退かされました。そして抗議のために数百人もの若者が詰めかけました。


午後2時、クレーン車がやってきて黒旗並びに垂れ幕が剥がされました。


近寄るなと脅す警官と抗議したい若者たち。


若者は石や瓶を投げ始め、ついに警官による警棒 (硬質ゴム製) での抵抗が始まりました。誰彼かまわず容赦なくバシバシたたき始めました。


警察の大型車は約15台。近づく者がいないようあたりを暴走し始めました。

警察がいなくなると広場に集まり再び抗議をする若者たち。


こうして逃げながらまた戻ってくるの繰り返し。


警察の運転テクニックには驚かされました。


ついにごみコンテナが倒され引火されました。バルセロナのデモ活動でよく見かける光景です。まさかうちの前でも起こるとは。。


その煙とは別で、家の右手からは黒煙が黙々と上がり始めました。
なんとテレビ局の取材車に火が投げ入れられ車が全焼したのです。


家の真下で繰り広げられる暴力。


太いゴム棒がバシバシと響き写真を撮る手も震えました。




13時に始まったこのバトル、23時になりようやく終わりました。
まさか翌日に続くとは思ってもみなかったのですが・・・。


次回に続きます。




2013/10/13

カタルーニャの独立 賛成派と反対派

州ごとに祝日が異なるスペインですが、昨日10月12日Fiesta Nacional de España」、訳すとスペインの祝日」という、独立したがっているここカタルーニャの人からしたら反感を買うような名前の祝日でした。
コロンブスがアメリカ大陸に到着した日であります。


一方、約一ヶ月前の9月11日には
Diada Nacional de Catalunya」訳すとカタルーニャ国民の日」というカタルーニャの祝日がありました。

カタルーニャはその昔、独立した一つの国でした。
しかし、1714年9月11日にスペインの一部となり、以後この日は独立を求めるカタルーニャ市民100万人単位で集まり人間の鎖を作って政府に独立を求める日となりました。



↓これは家の目の前の大通りの9月11日 (カタルーニャの日) の眺め

ちょうど警察が交通整理を始めたところです。カタルーニャの国旗を背負うのが彼らのスタイルです。
青地に白の星がついている旗とそうでないものの2
通りあります。
星が付いているほど独立心が強い象徴なんだそう。


この後、大通りは歩行者天国となり独立賛成派のデモ行進が始まりました。黄色い人ばっかり!



続きまして、こちらは昨日10月12日 (スペインの祝日) の眺め

午前10時、広場には黒い服を着た人たちが終結。


すると、急に大通りを封鎖し始めました。
こういうデモ行進は予め警察に届け出を出さなければならないのですが、警察もいないのにおもむろに道を塞ぎだしました。



↓垂れ幕をアップ。


この日は、ここから約1キロの距離にあるスペイン広場にて、独立反対派の大きなデモ運動があったのです。なんと、首都マドリードからも過激派が訪れました

この幕には(カタルーニャの独立を奪ったフランコの体制である) ファシズムに対抗しよう」という遠まわしな文言が書いてあり、独立反対派 (現状維持派) への反対デモということでした。
きっと、一ヶ月前と同じ人たちが服装を変えて集まったのであろう。


道を塞いでから1分も経たない間に広場から通りへと人がこんなにも大移動しました。
ちなみに左側の人たちは野次馬、もしくは記者です。

この後、スペイン広場に向けてデモ行進が始まりました。



ちなみにカタルーニャ独立のために集まる広場は「カタルーニャ広場」独立反対者が集まる広場は「スペイン広場」


毎年この季節になると広場の名前に歴史の重さを感じます。






2012/03/29

スペイン中でストライキ

今日は大変な日でした。
スペイン中でストライキがあり大規模なデモがあったのです。

政権が代わり、新政府が医療費や扶養手当、年金、失業保険などを大幅にカットするという発言をしたために起こりました。

数週間前からこの日にストライキをすると予告されており、またか~なんて思っていたのですが、どうもいつもと様子が違うのが数日前からじんわりと分かってきました。

今はスペイン語と英語のクラスに通っているのですが、スペイン語の先生は前日になってストライキ宣言
英語の先生は2週間前から「29日は私はストライキをするので学校に来ても図書館で自習となります。」と無責任宣言。生徒はほとんどスペイン人なので賛成のようでした。
公立の語学学校も私立も授業があるかないかは先生次第だったようです。


ということで、今日はクラスが休み!
そして今回のデモはひどいものになるだろうと予想されていたので職場も休業。
明日からイースター休暇なのですが、一日前倒しとなり連休がスタートしました。


街を歩くと日曜日でもないのにほとんどのお店が休業していました。
たまに開いているレストランやバル、スーパーもありましたがそのほとんどが外国人経営のお店でした。
開いているスーパーに入りましたが従業員の数はわずか。
デモで忙しいのかそれとも出歩くのが危険だからか、お客さんの人数も今までにない少なさでした。


今日は電車やバスは朝の3時間、夕方の3時間のみ動いていたそうです。
中にはまったく動かなかった路線も。地下鉄はカオスと化していたそうです。


家の前から中心地の方を眺めたら、遠くの方で何かが行われているのが見えたのでせっかくなので取材に出かけました。

中心地に近づくと道路に少しずつ異変が。
 紙くずが。。

 あの有名なカサ・ミラの前も紙くずだらけ。

そしてこのカサ・ミラのある「passage de Gracia」は普段ものすごい交通量なのですが、この日は完全通行止め。
歩行者天国と化して異様な雰囲気が漂っていました。
「passage de Gracia」沿いのバス停。
「retallades」とはカタルーニャ語で、「削減」という意味。今日はこのマークのTシャツを着ている人をたくさん見かけました。

 ゴミ箱のコンテナが倒されてる!

 パトカーも今日だけで何台見たことやら。

デモ行進に近づくと・・・

 カタルーニャ名物のヒガンテ(巨大人形)までもが行進していました。

この少女が背負う看板にはカタルーニャ語で「私たちの未来は?」と書いてあります。

と、ここで!
火柱が上がりました。

ひどい!なんとゴミ箱のコンテナに火をつけた集団がいたのです。
警察は暴動鎮圧のためたちまち彼らに向かいゴム弾の連射を。
何人かは用意されていたワゴン車に連行されて行きました。何ともハラハラする瞬間でした。



これは家の近所のコンテナ。

消防車が去った後に近づくと、蓋が変形しているのがわかりました。
 上部には大きな穴が。中で爆発が起きたのだと思います。

デモ行進があったわけではない道のコンテナまでもがこんなことに。いったい今日バルセロナだけでどれだけのコンテナが破壊されてしまったのだろう。


そしてこれは最も残念な光景。
なんとこれはバルセロナの中心地にあるスターバックスです。
デモ隊が火炎瓶を投げ込んだのです。考えられません。



こんなことをして、何が生まれるのでしょうか。

スペインに到着してもうすぐ丸一年。今日は最も恥ずかしいスペインの姿を見ました。