2012/03/12

サグラダ・ファミリア徹底解説!<内観編>

Hola!

春の陽気の続くバルセロナです。今日は半袖半ズボンで散歩する人を何人か見かけました。


今日はサグラダファミリアの内部をご紹介


前回前々回と2つのファサードの紹介をしましたが、これらは入場しなくても見られる部分なので実はこの教会、13ユーロ(2012年現在)という高い入場料を払わなくても楽しめちゃうのです。
すぐお隣は公園なのでベンチに座って眺めたり、碁盤の目の1マスにある建物なのでその一周をぐるっと散歩したり。


でも、中に入るとまた別の感動が。今回はその感動をご紹介します。


入場は「受難のファサード」より。→ 入場口は「生誕側」に変更になりました。(2014年追記)


高い天井に無数に伸びる柱と差し込む光のコントラストが実に美しい!!!


天井はこんな感じ
想像以上に複雑です。どうなってるんだこのデザイン


祭壇部、白を基調とした内部に光り輝くキリストの像が。



外の光はこのように中に注がれます。


祭壇部の地下は礼拝堂となっており、実際にミサが行われています。
ガウディの遺体もそちらに葬られています。
実はこの地下礼拝堂、ミサのためということで信者は無料で入場ができます。
地下にしか行けない別の入口があり、そこからは地下しか訪れることはできませんが。


そして教会の大部分の地下はチケット購入者だけが入れる資料館になっており、ガウディが残した聖堂建築に関係する貴重な模型や資料などの展示が見られます

建築を進める際にガウディはきちんとした設計図は作らず、石膏模型をベースに建築を進めていったそう。

こちらはガウディの未完成作品「Colonia Güell」(コロニアグエル)にある教会の設計に使われた紐とそれに吊るされた砂袋。

この画像、逆さにすると・・・

コロニアグエル教会の完成形に。こうして重心やバランスを考えたのですね。


1882年に工事が始まったサグラダファミリア。14年後にこの形に。


これはその翌年。
左側の部分は今のままです。工事(というかすべての仕事)に時間のかかるここスペインにしてはこの一年でのこの変化とは少し驚きました。
当時の人々から見たらこの建物はどう映ったのであろうか。


そしてここ、ただの資料館ではありませんでした。

作業工房がガラス越しに見れました!

ガウディの死後は主任建築家を2代に渡って務めるボネット親子を始め、ガウディの弟子たちの手で残された言葉や資料を頼りにこれから建築を進めていく部分の石こう模型を再現し、一つ一つ確認しながら地道な作業が進められています。



この地下室、行き止まりまで行ってみると、
こんな感じ。この幕を境に向こう側では音を立てて工事が進んでいました。


さて、帰ろうと友達が地下から出てくるのを待っていたら、地下に向かう何だか風格のある日本人とすれ違いました。
後から関係者の友人に尋ねたら、その方はなんとあの外尾氏だったそうです。
お目にかかれるなんて超ラッキーだよ、との事。


このサグラダ・ファミリア、本当にガウディの没後100年の2026年に完成するのか!?楽しみです。


最後に、訪れる際の注意点がひとつあります。
ここサグラダ・ファミリアには世界各国から毎日多くの観光客が訪れるため、その周りは泥棒の仕事場と化しています。
観光客ではなくこの辺りの住民でさえ被害に遭っています。
私はなるべくこの地下鉄での乗り降り、乗り換えは避けています。
バルセロナでランブラス通り(こちらに詳しい記事あります)と並ぶスリ要注意の場です。