2012/02/14

スペインで英語のレッスン

Hola !

今日はバレンタインデー。
先ほど久々に友人の働く近所の日本食レストランに行き食事をしましたが、スペイン人カップルで満席でした。
スペインでは日本のように女性が男性にチョコレートをプレゼントするという文化はなく、恋人同士がプレゼントを贈り合ったり食事に行ったりという文化が根付いているようです。


さて、今日はちょっと真面目な話から。

スペインの政権が代わったことは日本でも話題になったでしょうか。

昨年の11月にスペインで下院選挙が行われ、中道右派の最大野党・国民党(PP)が与党・社会労働党(PSOE)を破り、8年続いた社会労働者党政権が終止符を打ちました。

政権がPP(国民党)になると外国人の滞在に関わる様々な条件が今より不利になると噂されていましたが、まさにその現実がやってきました。

今までは学生ビザの更新時に学業に費やす時間に決まりはなかったのですが、これからは一定の時間をクリアしていないと申請ができなくなるそうです。
詳細はまだわかりませんが、かなりの出費を覚悟しなければならない事態だそうです。


私もたぶんスペイン語の授業を増やさなければならなくなると思うのですが、のんきにも先週から英語のレッスンを始めました。
バルセロナに住むスペイン人にとって、もっとも受けたい英語のレッスンと言われている公立の学校の狭き抽選の門をくぐり抜けることができたからです。
授業料が破格で事業内容がしっかりしているところが人気の理由。
倍率は20倍ほどだったとか。とても幸運な出来事でした。


クラスは月曜から木曜、1日2時間。生徒は約25人。
大半がスペイン人、中南米人(母国語はスペイン語)です。
先生はここカタルーニャ地方出身の女性。

もちろん英語のレッスンなので英語で授業が進むと思いきや、英語のレベルが低いためか、カタルーニャ語で進行しています。

カタルーニャ語とは、カスティーリャ語(スペイン語)の方言ではなく、イタリア語にもフランス語にもポルトガル語にも似た独立した言語です。
例えばカスティーリャ語は日本語のように母音の数が5つですが、カタルーニャ語は8つ。それぐらい別の言語です。
そしてカタルーニャ語はカスティーリャ語よりずっと難しい言語です。

カタルーニャの住人はカスティーリャ語も話しますが基本的にはカタルーニャ語を話すため、何度か困難な状況に置かれたことがありましたがまさか毎日授業で聞くはめになるとは。
スペインに到着したばかりの時の外国人気分が蘇ってきました。
先生が何を言っているのかわからない。。
幸い英語で補足(普通は逆なんだけどな・・・)をしてくれるので、内容は理解できますが。


初日の授業で一人ずつ自己紹介をし、カタルーニャ出身の生徒が
「I'm from カタロニア!」カタロニアとはカタルーニャの英語表記)
と発言したことに、それは果たして英語圏で通じるのか!?と少し疑問に思ったと共に、カタルーニャ人の地元意識、そしてスペインからの独立意識の強さをここでも感じ取りました。

授業はカタルーニャ語で進行しますが、カタルーニャ外出身のスペイン人や中南米出身者が多いためか、生徒同士の会話はほぼスペイン語(カスティーリャ語)。
3か国語が飛び交っている実におもしろいクラスです。
私は今のところは周りの皆と比べて英語が理解できているので、理解に困っている仲間は私にスペイン語で意味を教える機会を与えてくれます。
また、生徒たちが先生に質問する「これ英語で何て言うの?」という元となるスペイン語の単語が私の知らない非常に口語的な便利な単語だったりで、想像以上に英語の授業でスペイン語のレッスンもできています。

スペイン語のレッスンと同じ学校で英語を学んでいますが、スペイン語の生徒は会話の必要性に迫られている外国人ばかりなので緊迫した雰囲気がありますが、英語のクラスは同じ学校とは思えないほどリラックスしています。
9割がスペイン語圏出身者というお国柄もあると思いますが。

先生の「Repeat after me」の後の生徒たちの声の大きさにまず驚きました。
歌を歌う時もほぼ全力。
これだからスペインが好き!皆全然恥じらいがないので気持ちがいいです。


スペインで生活して約10ヶ月。英語レッスンのおかげで更なるポジティブな風が吹き始めました。